安静
膝痛
膝の痛みを解消して趣味を楽しみましょう!
年齢を重ねるごとに、関節周辺の組織は徐々に老化していきます。
加齢の影響もあり、中高年の方に多いお悩みといえるでしょう。
しかし、負傷やスポーツによっては、若い方でも膝を痛める可能性があります。
膝が土台として身体を支え、地面からくる衝撃を緩和しているおかげで、さまざまな動作が行えるようになっています。
関節を守るためにも膝の痛みは放置せず、症状が軽いときに対処・予防を行いましょう。
こちらのページでは、膝痛の原因や症状、セルフケアの方法を詳しくご紹介しています。
目次
contents
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こんなお悩みありませんか?
TROUBLE
こんなお悩みありませんか?
TROUBLE
膝痛とは?症状・特徴について
SYMPTOMS
膝痛とは?症状・特徴について
SYMPTOMS
膝は股関節と並んで、人体で最大の関節といわれています。
体重を支える重要な役割があるため、歩行や階段の上り下りといった日常動作にも支障がでる可能性があります。
症状に対して適切な対処が行えるよう、原因をこちらでまずはご確認ください。
膝痛について
変形性膝関節症
関節面を覆っている軟骨がすり減り、膝の痛みや動かしにくさを生じた状態をいいます。
歩きはじめや椅子からの立ち上がりなど、症状は動作開始時の軽い痛みやこわばりから始まります。
軟骨の消耗が進行すると、骨の隙間が狭くなったり、骨同士が直接ぶつかるようになったりします。
それにより階段の昇降はもちろんのこと、平地を歩く際も膝が強く痛み、日常動作が困難になる場合があります。
また、患部の状態によっては、寝ているときに痛みを感じる方もいらっしゃいます。
外傷
半月板損傷
脛骨(すねの骨)と大腿骨(太ももの骨)の間にある、半月板を損傷したケガになります。
半月板は、膝関節を安定させたり、地面からの衝撃を緩和したりしている軟骨状の組織です。
半月板を損傷すると、運動時の痛みや膝を曲げ伸ばしする際の引っかかり感などがみられます。
靭帯損傷
膝関節周辺の靭帯を損傷したケガになります。
痛めた靭帯により、膝の内側や外側、裏側に痛みが生じます。
患部の痛みや腫れとともに、靭帯がゆるくなることで関節が不安定になる場合もあります。
スポーツ障害
膝蓋骨(膝のお皿)周辺が痛む「ジャンパー膝」や膝の外側が痛む「ランナー膝」、膝蓋骨下の骨が痛む「オスグッド」などがあります。
患部の圧痛や腫れ、運動時の痛みがおもな症状に挙げられます。
膝痛の原因
Cause
膝痛の原因
Cause
膝痛の原因には、次のものが挙げられます。
加齢
加齢とともに関節を支える筋力が低下しやすくなります。
また、水分量の減少によって軟骨の弾力性が徐々に失われていくことも、膝の痛み(変形性膝関節症)につながる要因に考えられています。
筋力低下や関節の変性の影響が大きく、中高年の方に発症が多くなっています。
使いすぎ
膝の酷使で繰り返しのストレスが加わり、筋肉や腱、軟骨といった組織を痛めてしまう場合があります。
膝に負担のかかる運動には、長距離のランニングやジャンプ、サッカーのシュート、急な方向の切り替えなどが挙げられます。
身体の使い方の間違い
関節に負担のかかるフォームで運動を続けていると、ケガのリスクを高めてしまいます。
膝に負担のかかる身体の使い方としては「着地時に膝が内側に入る」「重心が落ちて太ももで踏ん張る姿勢になっている」などが挙げられます。
急な負荷
「ジャンプの着地」や「相手との接触」など、スポーツ中の膝への強い外力により、靭帯や半月板を損傷する場合があります。
また、日常生活においても交通事故や転倒、転落などで膝に急激な負荷がかかり、ケガをしてしまう可能性があります。
体重の増加
身体の重みは、そのまま下肢の筋肉や軟骨への負担となってしまいます。
膝痛を改善・予防するためには、減量することも必要になります。
膝痛の類似症状
SIMILAR SYMPTOMS
膝痛の類似症状
SIMILAR SYMPTOMS
類似症状の例
関節リウマチ
免疫の異常により、自己の細胞や組織を攻撃してしまう病気(自己免疫疾患)になります。
膝関節に炎症がおよぶと、膝の痛みや腫れをともなう場合があります。
痛風
関節内に尿酸がたまり、結晶化することで関節に痛みや腫れを生じる病気です。
手や足の指に生じることが多くなっていますが、膝にも痛みが広がるケースがあります。
きっかけに心当たりのない膝痛が続く際は、一度医療機関で原因を確認してみることをおすすめしています。
症状に対する施術のご案内
RECOMMEND
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次の症状が当てはまる方は「接骨メニュー」へ
次の症状が当てはまる方は「鍼灸メニュー」「整体メニュー」へ
膝痛の対処法
APPROACH
膝痛の対処法
APPROACH
使いすぎによるものから外傷によるものまで、膝痛の原因はさまざまです。
いずれの場合も炎症や腫れの抑制が大切です。
こちらでは、膝痛への対処法とあわせて、普段から行える予防法をご紹介しています。
重度の外傷の場合は、接骨院・整骨院にも早めにご相談ください。
痛めた直後の炎症が起きている時期は、患部を安静にしましょう。
無理に動かしていると、痛みや腫れをより悪化させる可能性があります。
使いすぎによる痛みの場合は、運動量を減らすことも考えましょう。
冷却
氷まくらや保冷剤を当てて、患部を冷却しましょう。
アイシングは血管を収縮させ、腫れを抑える効果を期待できます。
一度の冷却時間は15分が目安で、痛みが戻るようであれば再度冷やすようにしてください。
医療機関や接骨院、整骨院に行く
痛みや腫れが強く出ている際は、早めに医療機関や接骨院・整骨院で処置を受けましょう。
固定したり電気や超音波をあてたりすることで、症状の早期改善を期待できます。
半月板や靭帯を大きく損傷しているケースでは、手術が必要な場合もあるため、放置しないように注意しましょう。
入浴やマッサージ
炎症や痛みが落ち着く慢性期では、患部を温めて血行を促していきましょう。
血流の促進により酸素供給量を増やすことで、痛めた組織の治癒力を高める効果を期待できます。
また、お風呂上がりに太ももをマッサージすることで、患部にかかる負担の軽減を図れます。
膝痛の予防法
PREVENTION
膝痛の予防法
PREVENTION
継続した身体のケアを行い、膝痛を予防していきましょう。
ウォーミングアップ
ストレッチや体操など、ウォーミングアップをしっかり行うようにしてください。
身体の柔軟性を高めてから運動を開始することで、筋肉や関節にかかる負担の軽減が期待できます。
膝痛の予防のためには、太ももや股関節を入念にストレッチしておくと良いでしょう。
ストレッチ
太もも前側
横向きで寝ます。
上の足を曲げて、足首を手でつかみます。
そこから、足を後ろに引っ張ることで、太もも前側の筋肉をストレッチできます。
かかとをお尻につけるようにすると、より筋肉にストレッチをかけられます。
左右でバランス良く筋肉を伸ばしてください。
内もも
床に座ります。
左足を外側に伸ばします。
右足は曲げて、足裏を左の太ももにつけるようにします。
そこから、上体を前に倒していくことで、内ももの筋肉をストレッチできます。
反対側も同様に行いましょう。
よくある質問
Q&A
よくある質問
Q&A
膝痛の原因は何がありますか?
スポーツによる繰り返しの負荷、外傷(半月板損傷、靭帯損傷)、加齢などさまざまな原因が考えられています。
膝の痛みに対して、接骨院・整骨院ではどのような施術を行いますか?
包帯やテープなどで固定し、患部の安静を図ります。
また、電気や超音波、手技、鍼灸などで炎症を抑えたり、血行を促したりして患部の治癒力を高めていきます。
膝痛の施術期間はどれくらいですか?
痛めた原因によりさまざまです。
まずは状態を確認させてください。
膝痛は、安静にしておいたほうが良いですか?
安静のしすぎは、筋力低下や血行不良を招く可能性があります。
痛みや腫れがひいたら、できる範囲では動くようにしてください。
膝の痛みは温めたほうが良いですか?冷やしたほうが良いですか?
炎症が強く出ている急性期は冷やす、痛みや腫れが落ち着く慢性期は温めたほうが良いといわれています。
膝痛を改善するには、どの部位をストレッチしたら良いですか?
太もも前側の大腿四頭筋のストレッチが有効とされています。
また、股関節まわりの柔軟性を高めておくことで、膝への負担軽減を図れます。
日常での膝の痛みと他の病気を見分けるポイントはありますか?
膝以外の関節にも痛みや腫れがみられる際は、リウマチの可能性があります。
膝の痛みに体重は関係ありますか?
はい。
身体の重みは、そのまま下半身への負担となる場合があります。
膝の痛みを予防するには、筋力トレーニングは必要ですか?
太ももや体幹の筋肉を鍛えることにより、膝関節にかかる負担を軽減できるといわれています。
接骨院・整骨院の施術は、膝痛の予防にもなりますか?
はい。身体のバランスを整えたり、筋肉の柔軟性を高めたりしておくことで、膝痛の予防を期待できます。